RI会長方針

親愛なる会員の皆さま

 分断が進む世界において、ロータリーは団結の象徴であり続けています。ロータリーが前進する中で、ロータリーの中核的価値観と使命はこれまでと変わらず、私たちは引き続き、会員増強、平和、ポリオに焦点を当てています。
 今年度の始まりに、次の明確なメッセージをお伝えしたいと思います:「よいことのために手を取りあおう」。これは、シンプルかつ簡潔で、インパクトをもつ力強い言葉です。ロータリーでは、日々のあらゆる奉仕、入会してくる新会員、世界的な課題への取り組みの裏に、二つのこと、すなわち「友情」と「信頼」があります。

つながりを広げる

 会員のニーズに応える充実した体験がクラブでできるようにすることが何よりも重要です。これは、クラブが新しい人たちを温かく迎え入れ、柔軟になり、新しいアイデアにオープンになることを意味します。また、地域社会のニーズに敏感に対応することも意味します。
 地域社会が何を必要としているかを知り、地域のリーダーと協力してぜひそれを実現してください。ロータリーでは、地元でのつながりを築くことが、世界的なインパクトを高めることになります。

対話と協力を育む

 よいことのために手を取りあえば、世界だけでなく、私たち自身の中にも持続的な変化を生み出すことができます。大切なのは、互いに寄り添い、熱心に耳を傾け、友情を育むことです。私たちは、思いやりのあるコミュニティを築きます。また、互いを支え合うことで、私たち自身の成長にもつながります。
 今年度にロータリーでどのような文化や体験をつくりたいかを話し合い、クラブで積極的参加を促進するための新しいアイデアや創造的な方法をぜひ試してみてください。

ロータリーと共に ポリオをなくそう

 1988年以来、ポリオによってまひを患う子どもの数は99.9%減少しました。これは、近代史上最も成功した保健キャンペーンの一つであり、ロータリー会員が草の根の力を結集すれば永続的な変化が生み出せることの最良の例です。ここで歩みを止めることなく、世界の子どもたちとの約束を守らなければなりません。
 今日、私たちは新たな課題に直面していますが、力を合わせればポリオの根絶は可能です。この目標を達成するためにロータリー会員とパートナー団体が共に取り組んだことは、必ずや歴史に刻まれるでしょう。

 私はつい先日まで、自宅の居間で孫たちと遊んでいました。自分が2025-26年度の国際ロータリー会長になるなど考えてもいませんでした。人生は思いがけない形で展開するものです。多くの皆さまからの温かいサポートに心より感謝いたします。私たちがこれから共に成し遂げていくことを楽しみにしています。
 私たちがロータリーで築くつながりは、人びとや私たち自身の人生を変え、より希望に満ちた世界を築くことになります。よいことのために手を取りあえば、不可能なことはありません。
 心を込めて

国際ロータリー
2025-26年度会長

フランチェスコ・アレッツォ